ドローンてどんなもの?

ドローンとは無人航空機の総称で、マルチコプターから、ラジコンヘリコプターまで様々なものが含まれています。
もう少し要約すると、人が乗ることの出来ない航空機のうち、遠隔操作または自動操縦により飛行することができる重量100g以上のものを=無人航空機(ドローン)といいます。

ちなみに、改正航空法の定義だと、ラジコンヘリコプターも遠隔操作ができるので、重量が100gを超えると無人航空機(ドローン)に含まれることになります。
以前は自由に飛ばせていたラジコンも、現在は気を付けなければ法律に引っかかってしまうので、飛行させる際には十分に気を付けて飛行させましょう。

○ドローンの活用方法

①娯楽としてのドローン=趣味やスポーツ競技として

 一般的によく知られているドローンは、カメラを搭載した空撮用ドローンです。最近は事業用の動画撮影としても活躍しています。またラジコンのように、単に飛ばすことを楽しむトイドローンやホビードローンも多く存在します。趣味で楽しむドローンは価格帯も幅広く、安価に購入できるものも多い点が特徴です。国内・国外問わず数々のドローンレースが開催されており、競技シーンとしてドローンが活躍しています。大会を主催する団体も多く、ドローンの操縦の腕や速度が競われています。

②産業用としてのドローン

・農薬散布ドローン
 空中から農薬を散布してくれるのが、薬剤タンクを搭載した農薬散布ドローン。人手不足や担い手の高齢化などの課題を抱える農業界において、農薬散布作業はかなりの負担となっていますが、農薬散布ドローンが普及したことで、大幅な作業効率化が実現しています。農林水産省でも農薬散布ドローンの導入を推奨しており、補助金や助成金が出るケースも多くありますので、導入を検討されている方は要チェックです。